本日、千葉県のカーメイクRASTYさんから、当社のHA36リアウイングエクステンション装着の画像を送っていただきました! ご協力ありがとうございました!
前後のフェンダーも当社製を装着いただいております!
ほうほう! ブラックボディだから一体化している!
純正は尻下がりで少々小ぶり。それをダックテール風に跳ね上げて、なおかつサイズを1.5倍ほどにするウイング。純正をはずして走行すれば、あのサイズでもかなり効いていることがわかりますから、これを装着すれば、当然ダウンフォースは更に上がります。
開発コンセプトはエアロレスのアルトワークスに似合うウイング。大きいウイングはカッコイイんですが、バンパーやサイドステップもあわせて大きめのエアロを装着しないと似合わないんです。ノーマルアルトワークスは、デザインが秀抜なので、ノーマルのまま乗っている人が装着しても違和感の無いものを狙いました。
純正ウイングを外す必要も無く、上から被せて両面テープ留め。しかも、塗装も原則不要。器用なヒトなら一時間かかりません。ちなみに、一度純正ウイングをはずしたことがあるのですが、気が狂いそうでした。ボルトだけでなく、両面テープで留められていたのですが、その両面テープの頑固さにはまいりました。なので、純正カブセはかなりラクですし、有効。
純正アルトワークスのリアバンパーなどに使われているマットブラックに近い色を採用しているので、ボディが赤でもシルバーでも、ウイングにマットブラックは結構似合うんです。もちろん、塗装できるABSも準備しております。¥29,800- ルーフやボディよりもはみ出さないようになっており、車検対応。FRPではなく、真空整形なので、純正と見間違うほどの仕上がりです。
http://silkroad-jp.com/portfolio-2/exterior/ext_wex
HKSのディーラーとして、RASTYさんでは、去年からHA36アルトワークスも手がけておられ、HKSパーツをすべて体感できるデモカーを用意されています。
http://www.rasty.tv/altoworks/index.html
でも、RASTYさんは昔からトヨタ系のチューニングで超有名。
これは昔から何度もメディアに取り上げられているJZXの日帰りAT→MT積み替えメニュー。私もこの業界で働きだしたころに雑誌でこれを見て仰天した記憶があります。
また、それ以外でもFT86が発売されて間なしにトンでもないタイムをたたき出しており、常に雑誌をにぎわしているショップさんです。織戸選手とも親交が深い名ショップ。
http://www.rasty.tv/specialcontents/vol1/index.html
FT86のロアアームの開発をしたいということで、突然お電話をいただいてお取引が始まりました。初めて訪問するときはびびったモノデス。やばいよ、オレ、レース経験ないし、知識ないし、社長は職人気質で怖いだろうし(妄想)、呼んでもらったはいいけど、怒鳴り散らされ、追い返される(だろう)とビクビクしながら訪問したもんです。ホームページ見て、さらにおびえながら訪問…
お会いしてびっくり。超イイ人でした(笑) 知識が豊富なヒトにありがちな、「お前そんなこともわかってねえの」的な雰囲気も無く、無知な私の質問にもちゃんと答えていただきました。そんなRASTYさんにヒントをいただき、当社のロングセラーのFT86ストローク可変タイプの2WAYロアアームが生まれました。
http://www.rasty.tv/86brz/parts.html
7年近くお付き合いから言えることは、ブランドを気にしないヒトです。よくある「オレはさあ、〇〇ブランドがいいと思うね。〇〇は間違いないよね」ってなセリフ。有田社長は、車高調一つとっても、FT86では6~7ブランドをチェックしておられました。実際に筑波サーキットで同じクルマで乗り比べているのですから、イコールコンディションでのチェックになるのです。その上で、タイム、走行性能、一般道での乗り味、耐久性、そしてコストまでをすべて比較して、お客様の要望に的確に応えられるようにされています。
実際、驚きだったのは、当社の足廻りにも興味をもっていただき、テストしてもらったときの反応です。
「タイムは〇〇社とほぼ同じだったので、なかなかです。ただし、一般道でもう少しリアの突き上げ感をなくして欲しいんですよ。タイム的にはもう満足ですけど、欲張りな話、サーキットに行く道中もある程度快適性は保ってあげたいんです」
当社はブランドをメディアに宣伝広告をしていませんから、販売しづらいと思ったのですが、それを気にしていないことにまず驚きます。そしてどんなに有名ブランドだろうと、タイムがでなきゃ売りたくない、逆にでればそれはどんなものでも良いという潔さに感動。とどめに、「タイムがでてればそれでいいんだ」ではなく、サーキットに到着するまでも含めて、お客様に提供する商品に含まれているという、ユーザー目線を大切にする姿勢。
ちなみに、テストは一度ですむわけも無く、一年近く、何度も作り直し、それを毎回、筑波サーキットでテストを繰り返していただきました。こうやって書くと当たり前のようですが、その時間とコストと労力、この業界で働く我々からすればトンでもないことです。
海外の製品も普段からチェックされており、良いとおもえば、貪欲に何でも試すヒトです。
また、ショップ業とは別に、色々な協力工場と提携していたり、自社製造できる工作機械があったりと、「欲しいもの」「必要なもの」は、「なければ作ってしまえ!」という会社。お客様へ商品を提供する際に、すでにたくさんの情報を入手し、貪欲にトライ&エラーを済ませてもらっているのですから、RASTYさんでアドバイスをもらってチューニングを任せるということは、私たちが現実不可能なそういった色んな試行錯誤の時間とお金が含まれているということであり、関西人的にいえば「得やン!」ってことになります。適当な商品を、適当に取り付けることはない、業界の中でもプロ中のプロ、と私は認識しています。
来週訪問しますので、そのときにはさらに色んな角度からの装着写真と、取り付けの手間や時間をレポートさせていただく予定です!お楽しみに。